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Miyajima News
2024年12月11日
最近なんかおかしくなってませんか?
最近は「自分のことしか考えない」そんな風潮にあると感じています。ロシアのウクライナ侵攻などあってはならないことだと思います。そんな中飛び込んできたトランプ大統領の勝利のニュース。私は政治のことはよくわかりませんが、トランプさんが掲げる自国第一主義は良いようには思えません。確かに家族に例えると、まずは家族を守ることが第一であり、言っていることはその通りだと思います。
でも「自国さえよければそれでよし」という考えは間違っていると思います。結局はそれでは必ず軋轢が残り、しっぺ返しをくらい、いつか必ず崩壊するときがくると思うからです。
いつの間に、こんなにもおかしな世の中になってしまったのか?先日行われたサッカーワールドカップ予選「日本vs中国」において、試合後の森保監督のコメントが印象的でした。
日本は3-1と順当に勝利を収めたように見えましたが、超アウェーの一戦では多くの妨害とも戦っていました。国歌斉唱ではブーイングが沸き起こり、前半途中にはGK鈴木ザイオン選手にレーザーポインターで妨害をされたりしました。
森保監督はこれらの行為に言及。「サポーターの皆さんも熱く戦うという姿は尊重しますが、選手たちはルールのもと、フェアに戦っていますので、お互いへの尊重という意味でも、国歌斉唱のときは、ブーイングはやめていただけたら思います。」と互いのリスペクトを強調しました。
私はたまに母校アメフト部の応援に行きますが、母校はもちろん、相手チームの校歌斉唱のときにも起立して直立不動で校歌を聞きます。それがマナーであり、敵チームへの敬意の表し方だと思っているからです。
日本人は古来から、勝ち負けよりも生き方を大事にしてきたと言われています。お互いに名前を名乗り合って相手を尊敬した上での真剣勝負、相手を見下したり卑怯な戦いで勝ったとしてもその価値を下げるだけだから、たとえ自分が有利な立場でも出来るだけ公平な戦いを求める。卑怯な手段を使って勝つよりも、正々堂々と戦った上で負けた方が立派だと思える感覚は、日本人だけなのかもしれない。潔さも品格の一つと思う。今月も正々堂々と気張っていきます。
株式会社ミヤジマ 代表取締役社長 宮嶋俊介

大学最終戦を終え、相手チームに一礼。割れんばかりの拍手は忘れることができません(vs立命館戦)