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Miyajima News

2013年2月21日

メモの取り方

【H25年(2013年)2月のコラム(第146号)】



 

バレンタインに娘がくれたイモムシチョコです(◎o◎)

キャラメルコーンにチョコをちょっとつけただけのものですが、なかなかキモイでしょう?

ツノやお腹の点々がリアルで笑えました。これでもお返し要るんやろなー・・・(笑)





1.メモの取り方



いささか愚痴っぽい話になりますが、当社に来られるお客様で、

「それは勘弁してよー」と言いたくなるような方がまれにある。



それは右手にペン、左手に手帳を持って、「大事なことは一言も漏らすまい」

といわんばかりに必死にメモされる方である。



「宮嶋社長、最近の景気はどうですか?」



「うーん、昨年後半からガタ落ちで、前年比でいうと2割は落ちてるかなあ」



と言うが否や、手帳に(たぶんだけど)「ミヤジマの生産は2割以上ダウン」とか

書いておられるわけで、一生懸命なのはわかるけれど、これだとうっかり下手なことは

しゃべれないなーと思ってしまう。

もっとかなわないのは、メモをすることが僕に失礼だと思っておられるのか、

手帳をわざわざテーブルの下に隠して、こちらから見えないようにメモされる

場合である。「あなたは刑事さんか探偵さんですか?」と言いたくなる。

究極は「今日のお話を録音させていただいていいですか?」と堂々と

ICレコーダーをテーブル上に置かれる人まである。

ここまでくると、「はぁー????」のびっくり仰天だが、

過去に一人だけそういう人がいた。



よい会話は、心を開いてはじめて出来るものだと思うが、

これでは逆に心を閉ざさざるを得なくなり、せっかくの機会が勿体ないではないか。



では、僕ならばどうするか?



(1)「社長、今の話、覚えておきたいんでメモしていいですか?」と訊いて

   相手の方の目の前で、堂々とメモする



(2)必死に頭の中に叩き込んで、その訪問先を出てすぐ、忘れないうちに

   手帳に書き留める(→これこそ自分の“宝”でしょ!?)



のどちらかではないかと思う。



もちろん、仕事の仕様決めなどの実務的な打合せにおいては、間違いが

あってはならないのでしっかりとメモをとり、場合によっては議事録として

記録した内容が間違っていないか、相手に確認してもらうことが必要である。

しかし、表敬訪問とか雑談の中においては、メモは取らない方が話がはずむ

ことが多い。だからメモの取り方はなかなか難しいのである。



このコラムを若い営業マンの方が読んでくださって、少しでも参考にして

役立てていただければ幸いです。





1/27に東京に日帰り出張した時の富士山

いつみても堂々としていて美しく雄大ですね。こうありたいものです。



└誠一郎のコラム