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Miyajima News
2009年5月8日
ドイツ訪問記(4/4)~ケルン編~
【H21年5月のコラム(第92号)】
1.ドイツ訪問記(4/4)~ケルン編~
藤原さんが「デュッセルドルフに行く前に、できればケルンに寄って大聖堂を見てくるといいよ」と
アドバイスをくださったので、思い切って一人でケルンに向かう。日本で言えば滋賀から関空に
向かう途中に京都のお寺に立ち寄る・・・みたいな感じか?
しかし、ケルンの駅から出た瞬間にこの大聖堂が目に飛び込んできて思わず
「うわーなんじゃこりゃー!!」と叫んでしまいました・・・さすが世界遺産です。
せっかくここまで来たのだからと、大聖堂の上にあがってみることにしました。
所要時間は往復で30分くらいとのこと。ちょいと厳しいが急げば大丈夫か?(汗)
一旦地下へ降りていよいよ大聖堂に登ります。頂上の高さは157.31mと書いてありました。
こんな狭い階段を500段以上あがっていきます。途中に鐘の階があります。
最後はこんな鉄製の階段を上がるのですが、下をみると足が竦(すく)みます。
しかしてっぺんからはライン川も見え、最高の眺めでした。がんばって登ってよかった。
改修用の足場が組んでありましたが、こんな仕事だけは・・・・避けたいです。
509段の階段を降り、ケルン駅からいよいよデュッセルドルフ空港駅に。
帰りはオランダのKLM航空で、デュッセルドルフからアムステルダムへは小型機で移動。
アムステルダムの町を見下ろしながら今回のドイツの旅を終え、日本への帰路につきました。
《おわりに》
今回の旅行は大不況の中をあえて行く以上、「なにか新しいビジネスのヒントを見つけたい」
という思いで出かけました。しかし、帰ってきてあらためて思うのは、やはり今の鍛造という仕事を
しっかりと極めることが第一で、しかもその余地は十分にあるということです。
世界には素晴らしい鍛造技術が山ほどあります。もちろんそれに関係する技術も同様です。
かなり遠いですが、ハノーバーメッセはそういう目を鍛えるには最高の展示会だと感じました。
今回得たことを、如何に当社に取り入れていくか。これからの課題だと思います。
最後に
こんな素晴らしい旅行を発案し、事前訪問など大変な準備をしてご案内くださった藤原さん、
一緒に参加して下さった鍛造業界の熱き5名の有志、そして私の留守をしっかりと守って
いてくれた社員のみんなに心から感謝して、今回の旅行記を終わります。
2009.5.3 宮嶋誠一郎