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Miyajima News

2019年7月14日

母の目

【令和元年(2019年)7月のコラム(第223号)】 


ノートパソコンをWindows10モデルに替えてよかったこと。
それは、立ち上げ時に出てくる写真です。主に風景ですが、どれも実に美しい!
今日はどこの景色が出てくるかなーと毎日楽しみにパソコン開いています。

上の写真はアメリカ、ネバダ州のタホ湖、サンド港

1.母の目

おかげさまで毎日、実に忙しく飛び回っている。
「忙しい」という字は、「立心偏(りっしんべん)」に「亡」、すなわち
「心を亡くす」と書くので、「忙しい」と言ってはならぬ、思ってもならぬと
自分に言い聞かせてはいるのだが、やはりどう考えても忙しすぎる(笑)

出張に出かける時など、電車の時刻の30分前に会社を飛び出て
車で10分で帰宅、5分で着替え、10分で歩いて5分前に駅に到着!
などというのは日常茶飯事である。

私は両親と同じ敷地内で隣に住んでいるのだが、
そんな姿を、母はいつも台所の窓から見ているのだろう。
(残念ながら、そこからちょうど見える位置に私の家があるのだ・・・)

先日久しぶりに母とゆっくり話す時間があり、
その時に母がふと、こんなことをつぶやいた。

「おまえ、毎日ほんまに忙しそうやなぁ。休みの日は大抵会社行ってるし、
ふだんの日はまだお母ちゃんが寝てる間に会社に行って、車で帰ってきた
かと思うと、あっという間に着替えてまたすぐ出て行って、帰ってくるのは
大抵お母ちゃんが寝てからやもんなあ。
仕事がんばるのはええけど、社長さんがそんなにがんばらなやって
いけんような会社やったら、あとやる人が大変やないか?」と。

うーん・・・この一言は応えた。

自分が日々がんばっているのは、事業を伸ばすためだけでなく、基盤を固め、
あとをやる人が楽にできるようにと思ってやっているわけではあるが、
「そう言われたら、そうかもしれんなぁ」と、妙に納得。

母というものは、息子のことを、実によく見ているものなのだ。
おかあちゃん、ありがとねー。

今年で57になる長男より


イタリアのカステルメッツァーノ


モロッコのシャウエン


タンザニアのセレンゲティ国立公園


フランスのブラン湖

一生のうちに、これらのどれだけに行けるでしょうか?
そのためにもガンバロー! うん?結局それかー?(笑)

└誠一郎のコラム