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Miyajima News

2018年4月1日

休み方改革!

【H30年(2018年)4月のコラム(第208号)】 

1.休み方改革!


日経新聞2018年4月1日 SUNTORYの一面広告

「やっぱりSUNTORYはすごい!」
今朝の日経新聞の広告をみてそう思った。

安倍内閣は「働き方改革」を国を挙げての取り組みとして進めている。
たしかに大事なことであるし、3年前の大手広告代理店の女子社員さんのような
残念な事故は二度と繰り返してはいけない。

しかし一方で、「がむしゃらに働いてはいけない」という考え方が、
唯一絶対的なものとして日本の、特に若い世代の人たちに染み渡ってしまうことは
とても心配だ。
なぜなら、人生において「がむしゃらに働く時期がある」ということは、
とても大切なことだと思うからである。
ただしそれは「人に強要されるもの」ではなく、
「自らの意思でやるもの」であること、
そしてどこかでそれを見守り、支えていてくれる人がいること、
この二つがなくてはならない。
だから「働き方改革」と言うのは易しいが、やるのは実にむずかしい・・・と思っていた。

そこに見つけたのが今日の新聞にあった「休み方改革!」という言葉である。

これなら誰でも簡単にできる。いや、実際にはそう簡単ではないかもしれないが、
これをやろうとすること自体は「間違いなく正しい!」と思うのである。

日本人は、うまく休むことが下手だといわれる。まさに自分もそうだ。
すぐ隣に京都があるというのに、行ったことのある場所はほんのわずかである。
映画も年に数えるほどしか観ない。休みの日は、つい会社に足が向いてしまう。
これではダメだ。

好きな言葉に
「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」
というのがある。
だから平日の昼間は「誰にも負けない努力」で一所懸命に働いたらいいと思う。
「手抜き」など無用だ。
しかしいざ休みとなったら、それはそれで「ど真剣に」遊んだらいいのだ。
あるいは「これでもかー」と、とことん寝るのも時にはいいだろう。要はメリハリだ。

そんなことを考えさせてくれた、SUNTORYの粋な広告に感謝し、
僕自身も「休み方改革!」をやってみようと思う。


当社正門横の桜も満開でした(*^_^*)2018,3,30(金)朝撮影

└誠一郎のコラム