新着情報

Miyajima News

2014年10月3日

『 ミヤジマ ism 』 完成!!

【H26年(2014年)10月のコラム(第166号)】



  

父の家には立派な金木犀の木があって、毎年この時季になると、あたり一面に

甘い香りが漂います。その匂いで「今年も秋が来たなあー」と実感します。





1.『 ミヤジマ ism 』 完成!!



  


右手に今年の「事業発展計画書」、左手に「ミヤジマism」





 平成元年の春にミヤジマに入社して、早25年が経ちました。

これを機に、今まで私が多くの方々から教えていただいたことや、本で読んだこと、

自らの経験から学んだことなどを、一冊の本にまとめてみました。

それが上の写真で左手に持っている「ミヤジマism(イズム)」全160頁です。



これを作ろうと思ったのは、経営破綻したJALが、見事に復活したその原動力となった

のが「最高のバトンタッチ」や「一人ひとりがJAL」などの考え方を一冊の手帳にした

「JALフィロソフィー」だったという話を聞き、やはり企業の大小にかかわらず、

社員全員で共有、共感できる考え方をまとめることが大事だと思ったからです。



しかし、今までのように私が一から十まで作ったのでは、私からの一方的なものに

なってしまう、それでは皆で「共有」できるものはできない、という思いから、今回は

弊社の常務を委員長として合計10名の社員に制作委員となってもらい、「素案」を

作ってもらいました。そこで決まったのが「イ・ズ・ム」の語呂合わせで全126項目に

しようということです。



委員会ではその内の約半分くらいの項目をあげて文章を書いてくれたのですが、

それらの中には「なるほど!」と思わず膝を打つものも沢山あり、その言葉や内容を

なるべく変えないよう、かつユーモアも交えて分かり易い文章で書くよう心がけました。



とはいえ実際に書くのは実に大変で、さらっと書ける時もあるのですが、悩み出すと

一項目に何時間も、いや何日もかかることがあり、結局126項目を仕上げるのに

ほぼ丸一年かかってしまいました。まさに「渾身の作」です。



もちろん会社経営では「理屈」より何より「実践」がすべてです。

しかし「実践」が「ぶれない」ようにするためには、こういう「ぶれない考え方」も大事だと

思います。そしてそれらを全社員で「共有」できたとき、「大きな力」になると思うのです。



9月23日にみんなに説明し、翌日から朝礼で一項目ずつ順番に音読してひとこと感想を

述べてもらっているのですが、皆の作ってくれた「素案」を元に書いたのがよかったのか、

わりとみんなすっと受け入れてくれているようで、ホッとしています。



内容はこんな感じで、「第1章 経営のこころ」から「第9章 人生を楽しむ」まで、

126項目を全9章で構成しました。



【ミヤジマism 目次】 ←クリックいただくとPDFファイルがダウンロードできます



 社員への配布用に製本したので部数に余裕はないのですが、PDFファイルでよければ

ご希望の方には差し上げますのでまたご一報ください。 seiichiro@miyajima-jp.com まで





秋はなんといってもコスモスですね!

向こうに見えるのが当社の熱処理工場、その更に向こうに高いタンクの

見えるのがキリンビール滋賀工場です。 (2014.9.30撮影)



└誠一郎のコラム