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Miyajima News
2013年10月24日
竹のように
【H25年(2013年)10月のコラム(第154号)】
1.竹のように
散歩をしながら、なにげなく携帯で「禅の言葉」というのを調べていたら、
こんな言葉を見つけた。
修道之要 ものごとの道を修める上で大事なことは
外円内虚 (竹のように)外は丸く、内側はからっぽにしておくことだ
吾志在此 わが志はここにあり
清風自如 清々しい風のようにありのまま
大成照漢(中国福建省生まれの禅師)
うーん・・・「外は丸くて、中はからっぽ」というのがいいではないか。
でも、なかなかできることではない。
私たちは、つい外側はとんがってしまい、内側はパンパンになってしまいがちだ。
竹は何故折れないのか?
それは節があるからだ、ともいわれる。
人生もだらだらと過ごすのではなく、竹のように節目があってこそ
しなやかで折れにくいものになるのだ。
竹は実に奥が深い。
そんな風に生きてみたいものである。
└誠一郎のコラム