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Miyajima News
2002年8月16日
猟師の眼
【平成14年8月のコラム】
★多賀町の秘境!河内の風穴の入り口★
中から冷気が吹き出しているのがわかりますか?
風穴の中の写真は下の方に
先日ある方と酒席でお話していたら、こんなことを言われました。
「宮嶋君、人間にはレベルの差、ラベルの差というものがあるが、その上の差は何かわかるか?」
例によって私がとんちんかんな答えを返しますと、
「あほか!違う違う。『次元』の差というものがあるのや」ということでした。
その後のお話をまとめますと下記のようなことでした。
「人間は努力するとレベル(力量)が上がってくるし、それで世間から認められてくるとラベル(肩書き、社会的地位)もついてくる。
しかし努力だけではそこまでや。はっきり言って私と宮嶋君とは同じ二つの目を持っていても、見えている物が全然違うはずなんや。それが『次元』の差というものなんや。」
「猟師の眼、というのが解るか?猟師の中にはどんな奴にも負けないすごい奴がいる。そいつは他の奴と何が違うのかと言うと、実は『眼』の違いだけなんや。
他の誰もが見えん2キロも3キロも先の獲物が、そいつにだけは見える、というすごい『眼』を持っとるんや。」
この話をお伺いしてやっと判りました。
これは事業でもまったく同じことだろうと思います。そこですかさず私は一言訊きました。
「その『眼』を持つには、どうすればいいんですか?」
子曰く、「それは自分で考えよ。」う?ん・・・。
風穴の内部。意外にかなり広いんです。 内部から出口を望む
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