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Miyajima News
2002年3月10日
長浜盆梅展をみて・自分のお仕事、好きですか?
【平成14年3月のコラム】
(1)長浜盆梅展をみて
3月3日の日曜日、あまりの天気のよさに琵琶湖の北のほうにドライブし、帰りに有名な「長浜盆梅展」に行ってきました。
正直なところ、今までは「春といえば、桜が一番!ましてや自然に咲く梅でなく、鉢に植えられた梅なんて大したことないのでは?」と思っていたのですが、長浜の皆様すみません、謝ります。
寒い冬を耐え、春を一番に告げようと精一杯咲く梅の姿は、なんともいえず「けなげ」で、また力強くもあり、胸にじ?んとくるものがありました。
盆梅の中には樹齢400年にもなるものもあり、何代にもわたる職人の方々の大変なご苦労があるものと思います。
そしてその心と技を受けて、見事に咲く梅の花、期間は3月10日(日)までしかありませんが、是非みなさん一度ご覧下さい。
(期間は毎年1月初旬から3月初旬の2ヶ月間です)
JR長浜駅から歩いて数分の「慶雲館」で開催されています。
★「慶雲館」は初代総理大臣・伊藤博文の命名で、明治20年に当地の富豪・浅見又蔵氏によって建てられたもので、明治における長浜の迎賓館ともいえる立派な建物です。★
【♪ 梅一輪 一輪ほどの 暖かさ ♪ 「控えの場」で出番を待つ盆梅】
(2)自分のお仕事、好きですか?
季節はまさに「春到来!」ですが、経済はまだまだ「春遠し!」。
しかし、いつも言ってることですが、「しあわせは、自分のこころがきめる」んですよね!。「上司がイヤイヤ仕事をしていると、部下もイヤイヤやっている」とはよく言ったものですが、皆さんいかがですか? (^^;)
そこでちょっと考えるのは、「はたして自分は、自分の仕事が好きなのか?」ということです。
京セラの稲盛名誉会長は、会社のいろいろな報告書を寝床の中まで持ち込んで、
「ああ、この仕事はうまくいった。さて?この部門がよくないのはなぜだ?では明日の朝こうしてみよう!」とわくわくしながら考えたとおっしゃっています。
これはまさに凄い例だと思いますが、私自身、よく考えてみますと、大変だ大変だと毎日忙しそうにもがいておりますが、この「鍛造屋」という仕事、結構気に入ってるんじゃないでしょうか。
(ただしハングリーさに欠けるのが稲盛氏との決定的な差だと思いますが・・・)
「男はしごとやでぇ!」と言っていた可愛い女の子(ただの友達です)がいましたが、一生のうちの三分の一、もしかすると半分もの時間を費やす「自分の仕事」です。
いろいろ「ぼやき」もあることとは思いますが、せっかくの人生、「楽しんで」やろうではありませんか!
★ この道より 我生かす道なし この道をいく (武者小路実篤) ★
冠雪の伊吹山・竹生島をバックに、ふざける三人