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Miyajima News
2002年2月16日
子供たちの五つの願い・水の流れのように
【2002年2月のコラム】
【雪明けの午前、会社の前から南方をのぞむ H14.2.12撮影】
右前方に見えるのは多賀大社のご神木「女飯盛木(おんないいもりぎ)」
左遠方に見えるのが対のご神木「男飯盛木(おとこいいもりぎ)」です。
ともに「それらしい形」(?)をされていますよ。ご来社の節はぜひご拝見を!
早いもので2月も下旬を迎えるに至ってしまった!
今年は史上4番目の暖冬と言われていますが、世の中はまさに厳冬の真っ只中。そんな苦しさの中ですが、「しあわせは、じぶんのこころがきめる」という言葉を胸に、今月のコラムを書かせて頂きます。
(1) 子供たちの五つの願い
「人間の一生の中で、一番素晴らしい仕事は『子育て』です」と学習院大学名誉教授の川嶋優(かわしまゆたか)先生はおっしゃっています。
また、子育てとは違いますが、(株)平和堂の夏原平次郎会長は「仕事の中で『人づくり』ほど面白いことはありませんわなあ…」とある会合でおっしゃっていました。
このことを考えたとき、なんと自分自身の至らぬこと!
(だからダメなんでしょうね!)
何年か前に大久保悦子さんという、たしか5人のお子様をそれぞれ見事にお育てになったという立派な女性に「子供たちの五つの願い」ということを教えて頂きました。
これは子供にも大人にも、そして自分自身にもあてはまることだと思いますので是非皆さんにもご紹介させて頂きます。
★ 子供たちの五つの願い★
(1) 愛されたい
(2) ほめられたい
(3) 認められたい
(4) お役に立ちたい
(5) 自由でありたい
★私の3人娘です。神戸王子動物園にて 2/9撮影★
(もう梅が咲いていましたので、思わず記念撮影)
(2) 水の流れのように
美空ひばりの名曲「川の流れのように」の歌詞は、あのオニャンコのメンバーの一人をお嫁にもらったという作詞家、秋元康氏の作品だということをご存知でしたか?
秋元氏がある本で「人づきあいで大切なのは、誰とでも話を合わせられるということではなく、どれだけ実物大の自分でいられるかということだと僕は思う」と書いておられたのも、非常に印象に残っています。
ありのまま、自然体でいられるということは大切なことですが、世の中のいろいろなことをたった一つ、ものに例えて言うならば、それはやはり 『水』 ではないでしょうか。
「水は高いところから低いところに流れる」といいますが、今の「ものづくりの空洞化」も、よく考えてみると決して誰かが操作している動きではなく、ごく自然な「水のながれのような」ものだと思います。
このしんどい時によくそんな悠長なことを言ってられるな!
とお怒りの方もおられるかもしれませんが、
誰が川の流れを逆流させることが出来るでしょう。
大切なのはその流れの中で、どうやって生きるかということだと思います。
たまにはぼんやりと海や川、湖など、『水』を眺め、考えてみてはいかがでしょうか。
冬の琵琶湖 長浜の更に北のあたり 向こうに見えるのは竹生島
ではまた来月!次回は月明け早々にアップいたします(つもり)。