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Miyajima News

2001年12月9日

中国訪問記・人生とは?

【平成13年12月のコラム】 
 早いもので、今年も残すところあと3週間となりました。
皆様冬のボーナスはもうもらい(支払い)ましたか?当社も厳しい中、なんとか絞り出しましたよ!でも、これだけ経済の状況が悪いとホント来年どうなるのか?心配になりますよね。
 でも「現実」は変えられません。現実から逃げることなく、小泉さんの改革も応援しながら、自らも改革していかねば、と思う年末です。
 では以下、今月のコラムです。
(1)中国訪問記
11月21日(水)から27日(火)の一週間、滋賀バルブ協同組合の視察で中国の大連・青島・諸城(青島から車で2時間ほど西方の町)を回り、7つの工場を訪問してきました。それぞれに強い印象が残り、すべてご紹介したいところですが、紙面の関係上、全般として感じたことのみをお話します。
私は今までに数回中国を訪問した事があるのですが、1年前の前回から今回への変化が一番大きかったように思います。何が変わったかというと、なんと言っても「仕事の量」です。1年前に訪問したときのG社は、「仕事が少なくて全く採算が取れない」と、中国へ進出したことに対する後悔のようなお言葉を出されていたのですが、今回は工場に所狭しと製品が積まれており、「単価は安いものの、生産が追いつかない状況だ」という嬉しい悲鳴をあげられていました。別の鋳物工場でも「土日休み一切なし」という繁忙ぶりで、おまけに私が「では社員さんの休みは交替で取られているんですか?」と訊いたところ、「いやあ、そんなこと言ってられないから誰も休みませんよ!」というお答え…。
まだまだ中国という国のしくみ、そして各工場の設備や社員さん全体のレベルには課題が多くあるものの、この一年の変化の凄まじさに驚いて帰ってきた次第です。
(2)人生とは?
ものすごいテーマですが、皆さん人生とは何か?について考えられたことがありますか。このことについて以前から僕が考えていたことを「誠一郎の哲学」に追加しました。よろしければ一度ご覧下さい。
では、年末、事故や病気をされないよう、お気をつけてお過ごし下さい。また来年1月号でお会いしましょう。
平成13年12月9日 愛知県大府市のロジックにて  宮嶋誠一郎

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